南の島の大統領

モルディブについて

インド洋に浮かぶ1200の島々から成り、インドの南西部340キロ(210マイル)地点から赤道をまたいで750キロ(450マイル)地点まで広範囲に分布する。およそ1200のサンゴ島からなる群島のうち、200の島に人が住んでいる。この島の数は、引き潮のときのみ現れる砂州やサンゴ礁など、あらゆる形態の陸地を含めた場合には2000にのぼる。

地球で最も低位置にある。平均海抜高度は、1.5メートル、最も高い地点でも2.5メートル。海抜1メートル未満の土地が国土の80%を占める。国土が低位置にあるため、海水面上昇について大変敏感になっており、2050年から2100年の間に水没する可能性もあるという懸念を抱いている科学者もいる。

島々の海岸線の長さは合計で400マイル(約640キロ)にのぼる。人口は約40万人。そのうち約4分の1が首都のあるマーレ島に住んでいる。

かつてはイギリスの保護国であり、1965年に完全な独立を果たした。モルディブ共和国では、独立以来3人が大統領を務めた。

  • アミル・イブラヒム・ナシール(1968-78)
  • マウムーン・アブドゥル・ガユーム(1978-2008)
  • モハメド・ナシード(2008-2012)
  • モハメド・ワヒード(2012-)
モルディブ地図